お知らせ校長室から
2025.08.07
【校長便り8月】猛暑は景気を冷やす?
校長 永井康博
今年は気象庁の統計開始(1898)以来、最も早い6月27日に梅雨明けとなり、その頃より今日まで連日猛暑が続いています。
従来は、暑い夏は景気にプラスに働く、とよく言われてきました。気温の上昇とともにジュース・スポーツドリンクなどの飲料、アイスクリームなどの冷菓、エアコンなどの家電なども売り上げを大きく伸ばしていました。また暑さを避けてショッピングモールや映画館などの屋内施設に出かけたり、テーマパークなどのレジャー施設や山や海などの観光地への旅行も増える傾向にありました。
しかし、この「定説」もこの近年の猛暑(酷暑)により崩れつつあるように思われます。たとえば、暑すぎてレジャーや外食で外出することが手控えられたり、エアコンを頻繁に使い電気代が高額となるため、他の消費が押さえられたり、猛暑により農作物が不作となり価格が高騰するなどして、景気に悪影響を与えることが多く起きています。
以前なら8月のお盆を過ぎれば少し涼しくなり、秋が近づいていることが感じられていましたが、長期予報によると9月以降も残暑が厳しいようです。あと2か月この暑さが続き、それに耐えなければならないかと思うと、うんざりしてしまいますが、暑さ対策を工夫しながら何とか乗り切りたいと思います。
中国総体2025が開催されていますが、嬉しいニュースが飛び込んできました。男子陸上部の井手友郎君が200mで4位、藤岡璃依也君が棒高跳びで5位という素晴らしい成績を上げてくれました。心から拍手を送りたいと思います。
また、野球部が7月29日に行われた第107回全国高等学校野球選手権大会愛媛大会決勝で、古豪松山商業を延長10回逆転サヨナラで下し、7年ぶりの甲子園出場を決めました。そして、8月3日の抽選会で、大会第4日(8月8日)、兵庫県代表東洋大姫路高校と対戦することが決定しました。皆さん、応援よろしくお願いいたします。
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