美術科〔1▶3年生〕
美術科創造することの楽しさ
を感じよう!
1年時に美術全般の基礎を学びます。2年時より一人ひとりの個性や進路に応じた専門分野で作品制作に励みながら、豊かな感性と生きる力を身につけます。同じ志を持つ仲間と共に美術の世界を探求することで、自立心が高まり、3年時には国公立大学・有名私立大学などへの合格が見えてきます。また、指定校推薦入試で受験できる大学も増え、進路の幅も年々広がっています。美術を通して新しいことに挑戦し、表現の喜びと楽しさを一緒に味わいましょう。
学科の特徴
日本画、洋画、デザインの3つの中から
適正に応じて専攻を選択

1年時では、美術全般の基礎を学びます。2年時より個性と進路に応じた専門分野(日本画・洋画・デザイン)を専攻し、2年間、様々な作品を制作します。一人ひとりの適正に応じた進路目標や学習計を立て、より確実に希望進路を実現させていきます。
美術に必要な知識・教養や実技に
必要な表現力・技法を丁寧に指導

西洋美術史・日本美術史・美術概論を学び、美術学習に必要な様々な色彩学の知識や教養を身につけます。多くの芸術家の業績を研究しながら感性を磨くと共に表現を科学し、実技に必要な目と分析力・表現力を学びます。
写生会や美術館での
作品鑑賞などの独自の行事が充実

写生会・美術館での作品鑑賞・ワークショップなど、美術科独自の特別な行事がたくさんあります。特に美術史校外教室(徳島県の大塚国際美術館・岡山県の大原美術館など)では、多くの素晴らしい名作を鑑賞・研究することができ、大変充実した内容となっています。
美術科からのお知らせ
担当教員から一言
【日本画】

日本画を専攻できる高校は、全国でも僅かしかありません。
日本画は天然素材〔鉱物・土・植物・貝殻〕を粒子にしたものに膠(接着剤)を混ぜ、指で溶いて絵具にします。絵具の粒子に直接触れながら混色をし、自分だけの色彩を生み出すことができます。現代に生きる皆さんの感性を活かして新しい表現を模索していきましょう。
日本画担当:向井 友貴美
【洋画】

洋画担当: 合田 史彦
【デザイン】

デザイン担当:安田 みえ
感性を磨く様々な活動


彫刻の魅力は何と言っても手触りの実感です。作る手応えは、他のそれとは全く違いつけたり彫ったりして自分だけの形を見つけてゆくのです。それは自らの手で新しい空間と小宇宙を生みだすことなのです。ぜひ一緒に体験してみませんか、楽しみにしています。
彫刻担当:小田 久義
生徒の作品集・SAIBI GALLERY
先輩からのメッセージ

自分と向き合う日々
門田 大河
砥部中学校出身
洋画専攻
私は、「自己を形成しているもの」をテーマに自分自身の内面と向き合いながら制作活動を行っています。過去の自分がいたからこそ、今の自分が存在するという繋がりを表現し、また、今の選択が未来の自分を創るという想いを持って、自分らしい表現を深めていきたいです。

継続する力
烏谷 莉央
垣生中学校出身
日本画専攻
私は「焦らずにじっくりと」をモットーに日々継続して制作活動に励んでいます。制作の中で迷うことも多々ありますが、作品と向き合っていくうちに、やはり自分は美術が好き・表現が好きなのだと何度も何度も実感します。自分の個性を尊重し、これからも級友たちと共に万里一空の精神で取り組んでいきます。

広がる可能性
河部 美玖
西中学校出身
愛媛県で唯一の美術科では、キャリア教育講座や美術館での鑑賞など様々な活動があります。日々新しい発見や疑問が生まれ、美術について深く考察することができ充実した毎日です。熱心な先生方のご指導のもとで、個性を伸ばし、級友と互いの感性を刺激し合い、自分の可能性をどんどん広げて成長していきたいです。