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第28回読書感想画中央コンクール高校の部愛媛県審査結果が発表されました。指定読書部門にて最優秀に美術科2年の岡﨑透子が選ばれました。この作品は全国コンクールに出品されます。他、優秀1名、優良2名、また自由読書部門では、優秀4名、優良6名が受賞しました。


【指定読書部門】

最優秀                   
2年 岡﨑 透子 『車夫』より 「これから見る風景」

色を失った主人公の世界が、様々な人物と関わり新しい生き方を探すことで、鮮やかさを取り戻す様子に感動しました。その新しい世界を表現しようと思い沢山の色彩や模様を使いました。特に雷門は物語の主人公にもインパクトを与えられるように迫力を出したり、鮮やかな赤色を使ったりと工夫しました。いろいろなもの、人に出会い輝きはじめた主人公の表情を描くのはとても難しかったのですが、試行錯誤しながら描くことで主人公の心情をより感じることができ、楽しかったです。今回このような賞を頂くことができてとても嬉しく思います。


優秀 
2年 野間 ゆきの 『戦火の三匹 ロンドン大脱出』より 「融然」

この本を読んだ時の印象は、戦争によって命を失う動物たちの残酷さや人間の葛藤です。私は動物を飼ったことがなく、動物をモチーフに描いたのも初めてだったため、表現することが難しかったです。犬や猫、動物たちの温かさを表現するために、暖色系の色を使い、眠りを誘うような雰囲気にしました。それと対比させて、人間達の厳しい環境や心情などをモノクロで表現しました。



優良
1年 川村 照乃
『すしのひみつ』より 「すしトラベル」 
この本を読んで、すしの面白さや不思議さを感じました。すしの長い歴史を表すために大きな時計を描き、浮世絵の要素を多く取り入れることで日本らしさを表現しました。また、背景に世界の建造物を描くことで、世界とすしの繋がりを表現しました。すしの美味しさ・新鮮さ・美しさを表現するために彩度を高くし、細かい所まで丁寧に描きました。

優良 1年 高橋 夏実  
『車夫』より 「希望」
    私はこの物語を読んで、主人公の生き方がとても勇ましくかっこいいと感じました。勇ましい姿と、これから先の不安も抱えている姿の両方を画面に描くことで、主人公の心情の対比を表現しました。作品の題材となったのが人力車で日本特有の和の雰囲気を表現したいと思い、背景ににじみを取り入れ、人力車の車輪をイメージしたモチーフを描きました。優良賞を頂くことができてとても嬉しいです。これからも制作に励んでいきたいです。

【自由読書部門】

優秀 3年 矢野 愛優菜
『黒猫とさよならの旅』より「みんな頑張りたいんだ。」
この本を読んで、自分自身の気持ちと向き合い、悩みながらも頑張ろうとする主人公たちの姿に気持ちが励まされました。特に話の中で何度も出てくる主人公たちに何か問いかけ、励ますような黒猫のじっと見つめる表情が印象的だったので、力強く描きました。登場人物たちの感情や抱く思いが画面に表現できるように、色彩や構図を考えながら、想いを込めて描いていきました。今回このような賞を頂くことができてとても光栄です。この嬉しさを次の制作の糧にして、更に頑張りたいです。

優秀 3年 正本 香織
『ガンジス川でバタフライ』より 「バナラシへの追憶
旅をすることで自分にとって何が大切なのかを見出したり、本当の自分をさらけ出せるところに旅の良さを感じました。特に、インドでのホーリー祭や子ども達との出会いが印象に残りました。子どもたちの笑顔を描くことでインドの人たちの人懐っこさ、温かさを表現しました。全体の色をまとめることに苦労しましたが、カラフルに活き活きとした表現を目指し、充実した画面にすることができました。

優秀 2年 渡部 菜々子
『夜は短し歩けよ乙女』より 「夜の先斗町」
この本を初めて読んだのは小学生の時で、ユーモアに富んだ言い回しや、個性溢れる沢山のキャラクター、奇想天外な世界感にぐいぐいと惹き込まれ何度も読み返しました。我が道をずんずんと突き進む心優しい可憐な「黒髪の乙女」と、その乙女に恋をしてめげずに追い続ける「先輩」のひたむきな姿勢がとても可愛らしく、楽しみながら読むことができた一冊でした。お酒を幸せそうに飲んでいる「黒髪の乙女」を表現したいと思い、トロンとした表情でほほを染めさせました。その周りに本や招き猫、だるまなどを置いて、この本の独特な世界感をつくるように頑張りました。今までに描いたことのない独特な世界感を表現することができて、とてもよい経験となりました。

優秀 1年 高橋 夏実
『世界から猫が消えたなら』より 「ありがとう」

私はこの物語を読み、様々な「愛」に出会いました。その中でも特に感動したのが主人公と家族との間に築かれる愛です。画面全体を明るく美しいものにしたいと思い、暖色を何度も重ねました。また、筆の水分量を調節して絵の具をかすれさせたり、にじみを作ったり、ドリッピングしたりと様々な表現方法に挑戦しました。最後の一筆まで粘り強く描くことができ、自分を大きく成長させてくれました。


優良 3年 新居 小鈴      
『ままならないから私とあなた』より 「違うから愛おしいもの」
この本を読んで、様々なものが便利になっていく世の中と、変わらない日常を大切にしようとする主人公の心情のすれ違いが印象に残りました。そのため、主人公が大切にしているものと、今までとは変わってしまったものとを対比させて描きました。また、不規則に垂れ下がった電線や背景のこぼれたオレンジジュースで主人公の不安で揺れている気持ちを表現しました。主人公の気持ちに強く共感し制作できたので、とても思い入れのある作品になりました。

優良 3年 吉村 惇之介
『ロッカーズ』より 「リンとNEXUS」
『ロッカーズ』という本を読んで、個性豊かなバンドメンバーの様子を描きたいと思い制作しました。特に主人公であるリンの神がかったギタープレイが印象的だったので画面中央にリンを強調して描き、他のメンバーに負けない輝かしさを表現しました。この作品を見て、バンドメンバー一人ひとりが演奏する音を想像していただけると嬉しいです。

優良 2年 杉山 青空
『活版印刷三日月堂』より 「活字に乗せて」
旅をすることで自分にとって何が大切なのかを見出したり、本当の自分をさらけ出せるところに旅の良さを感じました。特に、インドでのホーリー祭や子ども達との出会いが印象に残りました。子どもたちの笑顔を描くことでインドの人たちの人懐っこさ、温かさを表現しました。全体の色をまとめることに苦労しましたが、カラフルに活き活きとした表現を目指し、充実した画面にすることができました。

優良 2年 野間 ゆきの
『雨降る本屋』より 「大切な想いを抱きしめて」
以前に読んだ本を題材にし、その時の感動を思い出しながら描きました。本の中で使われる言葉はとても綺麗で、それを一つひとつ想像して描くことが楽しかったです。ボールペンやアクリル絵の具、色鉛筆など様々な画材を用いて、物語で生まれる色鮮やかな主人公の心情を表現しようと工夫しました。お化けや本棚いっぱいの本、きらきらした森など、魅力的なものが沢山つまった物語をより輝かせ、表現することができたと思います。

優良 2年 松浦 冴莉
『ピンクとグレー』より 「ファレノノプシス」
この本に登場するキャラクターは、全員が理想と現実の壁に苦しんでいて、とても共感しました。特に人間関係では上手くいかないことが多いです。どんな人でも埋められない距離があって、理解してあげられるところ、できないところと様々です。ちょっとしたことに心が揺れたり傷ついたりする繊細で曖昧な心理は、色でいうと本の題名のピンクやグレーのような中間色になるかもしれません。私は、叶えられなかった理想と虚しさだけが残る現実を背負って上を見る主人公がとても格好いいと思いました。この作品で表現したかったことは、曖昧な色で構成された人間社会で生きる自分です。中間色は範囲が広く、混ざり合うとどんどん彩度の低い色になり、人の人生に似ていると感じました。自分以外の他者は蘭に例えて、自分の色を探しながらも他者と同調していく今の私を画面に表現しました。

優良1年 古谷 望
『また、同じ夢を見ていた』より 「夢を見るまで」
 この本に登場する少女が、純粋で真っ直ぐなところに惹かれました。いつしかそのようなことから目を背けていた私は少女を羨ましく思いました。正しい行動で自分が傷つくことばかり考え、言葉にすることをやめてきた私も、少女から勇気をもらった一人です。人生とは、手に取った本のようにドキドキがあるほど面白く、少女が出会ったもの、出会った痛みも少女が大人になるまでの大切な道だと思いました。その場面を絵の中に全部入れて表現したいと思い画面を構成しました。私も少女のように、多くのものとの出会いを大切にして進んでいきたいと思います。

2017年03月24日

 

 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

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