■愛媛県高等学校女子ソフトボール大会

守備も打撃も好調 ゲームは終始済美ペースで
昨年4連覇をはたし、今大会も優勝候補に上げられていた済美高校。初戦、三島高校戦では1回に16得点、2回には14得点と済美打線が爆発。コールドゲームで勝利を遂げました。続く内子高校戦では、ホームランも飛び出し、1回に5点先取、2回に2点、4回に3点と順調に得点を重ねた末の勝利。この好結果には先取の表情にも笑顔が溢れていました。チームを引っ張る西田愛投手(3年生)は「今日は打線も守備もかなり順調でした。明日も頑張りたいです」とコメント。この初日では、1年生を含む多くの選手を出場させており、「1年生が入ってきてチームとしての機能が少しずつ変わってきているんです。だからこれから、新しい選手を交えて、済美のちーむとしてゲームをしていきたいと思っているんです」と乗松征記監督。新しい選手の力も見つつ、ブロック1位で1日目を終了しました。
 2日目の初戦は、愛媛大学付属農業高校との対戦。先制はするものの、満塁の場面に遭遇したりと緊迫のシーンが多かった試合でした。しかし、満塁でもきっちりと抑えるのが西田投手。この回もいいピッチングを見せて7対2で勝利し、決勝へ進出します。そして決勝の今治明徳高校では、1回に2点を上げるも、その後はお互い守備が堅く、得点は動かぬまま7回まで迎えました。今治明徳の打線も気が抜けないものでしたが、そこは済美の徹底した守備が勝り、初回の得点を最後まで守って2対0で勝利。見事5連覇を達成し、大会の連続優勝回数の最高記録も更新しました。

5連覇にも課題が随所に 目線は次の目標へ
 優勝後、喜びに沸く選手達でしたが、その後は今大会を振り返るミーティング。総体まで、何を補強していくか、再確認していました。チームをまとめるキャプテンの松田沙織捕手(3年生)は「インターハイへの出場を目標に、この大会で経験したことを活かして練習をしていきたい」と、すでに次へ向けての意気込みも十分でした。今大会では西田投手とのコンビネーションで、満塁などの危機も的確な指示で回避。総体でも彼女たちバッテリーの活躍が楽しみです。
 乗松監督は「この大会のゲームを選手たちが単なる体験と捉えるのではなく、経験として記憶に残して欲しいんです。経験として心に刻むと次に活かすことができますからね。だから、今後もこのような経験を私も選手たちに持たせたいと思っています。今回も優勝したで終わらせるんじゃなくて、優勝するまでに何を学んだかということを大事にして欲しいんですよ」と2日間を通しての思いを語ってくれました。
 そして「今まで、済美高校としてはインターハイ出場などの歴史を残しているのですが、今のチームでは1回もインターハイに行ったことがないんですよ。だから、済美高校としてではなく、この選手たちと、すなわちチームとして、総体優勝を目指したいですね。新しくは入った1年生の活躍にも期待しています」と勝って兜の緒を締める監督のコメントが印象的でした。

主催:愛媛県ソフトボール協会
共催:朝日新聞社
後援:日刊スポーツ新聞社
後援:愛媛朝日テレビ
後援:愛媛県朝日会

※写真および、上記の記事はは平成17年5月1日
愛媛朝日会発行の「第9回愛媛県高等学校女子
ソフトボール大会特集号」より掲載させて頂きま
した。愛媛県朝日会関係者の方々、ありがとう
ございました。

2005年5月17日