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 ~1世紀の時を超え、済美が目指す今~ 

校長 末廣 久行

 476名の新入生の皆さん並びに保護者の皆様、4月10日の入学式でお会いできることを楽しみにしています。
済美高校は、1901年に「心身ともに健全な良き社会人・家庭人を育成する」という教育理念のもとに開校し、女学校として100年の歴史を刻んできました。
開校101年を迎えた2002年には男女共学に移行し、校訓を従来の「教養・健康・誠実」から、新しい校歌(学園歌)の中の一節を取った「やればできる」に改訂するとともに、開校以来の教育理念に加えて、「自己を鍛え、確かな学力(知)、豊かな心(徳)、健康・体力(体)を育てる」という2つ目となる新たな教育理念を掲げています。
また、済美高校では、日頃の学校生活がより充実したものになるよう、「個性を伸ばす教育~進学の済美、スポーツの済美、文化・芸術の済美~」のスローガンのもと、学習活動・部活動・学校行事などを通して、生徒一人ひとりが持つ優れた個性を磨き、発揮できる教育にも取り組んでいます。
新入生の皆さんが、「先輩の残した立派な業績を後輩が受け継いで、ますます発展させていく」という済美の校名の由来に思いを馳せて、充実した3年間を済美高校で過ごされるよう願っています。

■教育方針

 済美高校は松山市湊町7丁目にあって松山市街地の中心部に位置しています。この風景は北東の方向から見た学校の全景で、後方の新しい校舎は13年前に男女共学を機に建築した高校では珍しい8階建てです。
学校に面して東側に国道56号線が走り、一日中多くの自動車で混み合いまた北側には伊予鉄高浜横河原線の郊外電車が走っています。道路、鉄道など交通の便には恵まれていますが、市街地特有の騒音のため全教室・冷暖房完備になっています。
全校生徒1,885人の集団は登下校の危険な交通状況、限られた敷地内での学習活動を円滑に行うため「ルールを守る」ことを最優先に徹底した生活指導を行っています。
そのためにも一人ひとりの生徒が「自分は学校で何をすべきか」、その目標がしっかり持てる教育環境を整えていくことが、私の責任です。

 済美高校は松山市内の高校の中で交通機関の利用において最も便利な学校といえます。市内電車、郊外電車の起点そしてバスターミナルがある伊予鉄松山市駅から徒歩3分、JR松山駅から徒歩10分です。
 全校生徒の70%は自転車通学をしています。限られた敷地内で1,302台の自転車置場を確保するため8階建て新校舎の1階は2年生、2階は1年生、各校舎間に3年生、部活動の生徒が置くようになっています。
 自転車の事故は、気のゆるみから起きます。傘さし・2人乗り・商店街への乗り入れなど厳しく指導し、違反者は直ちに「自転車通学許可」を取り消しています。

 義務教育の期間は、全員がほぼ同じ教科・科目を学習します。しかし高校では何を学ぶかを明確にして、目標をもって時間を過ごすように学校独自で特色のある学科・コースが設定されています。その中で済美高校は、全国の高校の中でも数少ない多くのコースを設えた学校です。
 一般的な普通科の高校は1年時は共通の時間割で授業し、2年時から文系・理系コースに分かれるようになっています。しかし、済美高校には特進国際コース、特進スポーツ科学コースなどのような他校にはあまりみられないコースもあります。
 済美高校の学科・コースは将来の進路を見すえたところもありますが、時間割をみれば「自分の好きな教科」が多く学べるようになっています。「好きなこと」をベースにした似た者集団は先生から学ぶだけでなく、仲間と競い合い助け合うよさがあります。

 日本の小・中・高校は地方を中心に少子化の影響で年々児童・生徒の数が減少し小集団になっています。当然、学校行事においてもスケールと盛り上がりを欠いてきています。
 済美高校は全校生徒1,855人という「集団の力」で生きる学校行事、活動を行う体制を常にとっています。
 例えば「入学式」は“起立”“礼”“国歌斉唱”と整然とした式典を行います。「運動会」の競技は能力にあわせたクラス対抗で得点を競い、一人ひとりが全力を出す工夫をしています。遠足は全クラスが貸し切りバスで移動し、県外のレジャーランド、美術館にも出かけています。
 学校あげての大移動は、全校生徒で出かける甲子園球場です。一球一打に沸く大喚声、何万人と集まった大観衆の中で歌う勝利の「学園歌」“やれば出来るは魔法の合言葉”には青春の感動があります。

 日本の学校は少子化に伴って教員の採用が少なくなり、小学校、中学校そして高校も年々担任の先生の平均年齢が高くなってきています。
 済美高校は3年生539人、2年生690人、1年生626人と1、2年生が600人を超えて入学してくれました。そのためホームルーム数、教師の持時間数が増え多くの学科・コースを維持するために若い先生を多く採用しました。
 教師は35歳までは何かと若さで勝負できますが、それ以後は学習指導、生活指導など学力と人間性を具えなければ学校での存在感が薄くなります。教師が生徒や保護者からいただく言葉で最大の勲章は“あの先生に出合えてよかった”です。温かい心をもって、生徒との出合いを大切にしていきたいものです。

 済美高校は3つのスローガンをかかげ、その目標を実現するために学校全体で努力しています。その1つが「進学の済美」です。
 具体的な目標は「国公立大学合格100名」です。昨年は109名と目標を達成しましたが、今年は80名に停りました。校訓「やればできる」を合い言葉に生徒も先生も時間をかけて一歩一歩、学力の向上をはかる毎日です。
 学校の日常生活は全校同時のチャイムで動く第1ステージが朝8時25分からの「朝の読書」、ホームルームで始まります。そして午後3時20分に6時間目終了、ホームルームで終わり、午後3時30分から第2ステージです。各運動部の部活動、美術科の絵画制作、そして多くの教室で大学進学に向けて7、8時間の授業が行われます。
 夕暮れになると教室に明かりが灯り、運動場、体育館はより明るい灯りになります。学校全体が不夜城のように輝いています。

 済美高校は伝統的にスポーツに力を入れてきた歴史があります。「全国大会出場」を目指した練習は「勝つためにどうするか」の日々であり、放課後の数時間を楽しみながらスポーツをする世界とは、ほど遠いものがあります。
 男子の運動部は13年前の男女共学を機に野球部、サッカー部、ソフトテニス部、陸上競技部、剣道部を設けました。ここ10年、予想を上回る活躍を全国の舞台で発揮しています。
 済美高校の運動部の特色の一つに「大学への進学保障」があります。部活動の実績はもとよりですが、部活動の顧問の先生、教科指導の先生、担任の先生が3年間綿密な連携をとって受験に備えています。
 「特進スポーツ科学コース」は近年、このコースで育った生徒が大学卒業後に国語・公民・情報・商業・保健体育の教師として母校の教壇に立つようになりました。

 済美高校は50年前から音楽科、美術科を設置し、芸術活動に力を入れてきた歴史があります。そのため他の高校と比べて指導する教師集団が充実しています。
 例えば「文化・芸術発表会」の取り組みとして生徒全員が「音楽」を履修し、授業での指導をふまえて「クラス合唱コンクール」につなげる教育課程にしています。
 スローガン「文化・芸術の済美」の目標の一つに全員の生徒が「大舞台に立つ」があります。大ホールには独特の雰囲気があるため会場は松山市民会館大ホール、ひめぎんホールのメインホールなどを借りて発表会を実施してます。
 今年の3月10日・11日の内容はキャリア教育の一環としての課題研究発表会、特進スポーツ科学コースの集団行動、クラス合唱コンクール、さらに3月11日の「東日本大震災」に関連した東北ボランティア体験発表、希望の歌「群青」の全員合唱などでした。

 


 学校いじめ防止基本方針

済美高等学校

1 学校いじめ防止基本方針

いじめは、現在わが国の重大な社会問題として多くの人々の関心、憂慮の的となっている。また、いじめの態様は、冷やかしやからかい、集団的な無視や仲間外しなどの精神的な苦痛を与えるものや、暴力行為による身体的な苦痛を与えるもの、さらに犯罪行為として処罰されるものなど様々である。さらに最近では、インターネットなど情報機器を介したネット上のいじめなど、学校だけでは対応が困難な事案も増加し、多様化している。いじめが原因で不登校に追い込まれたり、自らの命を絶つといった痛ましい事件もあとを絶たない。「いじめ」は重大な人権侵害であり、人権問題の原点でもある。あらゆる人権侵害は、その根本的な構造や形態からいって本質的に「いじめ」である。そこで、生徒たちが安全で充実した高校生活を送れるよういじめ防止に向け、日常の指導体制を定め、いじめ防止を図りながら、いじめの早期発見に取り組むとともに、いじめを認知した場合に適切かつ速やかに解決するための「学校いじめ防止基本方針」を定める。

 

2 いじめの定義

「いじめ」とは、生徒等に対して、当該生徒等と一定の人的関係にある他の生徒等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む)であって、当該行為の対象となった生徒等が心身の苦痛を感じているものをいう。

( 「いじめ防止対策推進法」第2条 : 平成25年9月28日施行 )

 

3 いじめに対する基本的な考え方

いじめは、どの生徒にも、どこの学校においても起こり得るという事実を踏まえ、「いじめは人間として絶対に許されない」「いじめはいじめる側が悪い」との共通理解のもとに、「いじめの未然防止は、学校・教職員の重要課題」との共通認識を徹底する。

 

4 いじめ防止の指導体制と組織的対応

1. 日常の指導体制 ・・・・ いじめを未然に防止し、早期に発見するための日常の指導体制として、「いじめ防止委員会」を設置する。( 資料1 

 

2. 緊急時の組織的対応 ・・・・ いじめを認知した場合のいじめ解決に向けた組織的な取り組みとして、「いじめ対策委員会」を設置する。( 資料2 )

 

5 いじめの予防と早期発見

    1. 予防的取り組みとして、①定期的面談(5月・7月・9月) ②人権教育の充実 ③情報モラル教育の充実 ④保護者・地域との連携等、を図る。
    2. 早期発見の取り組みとして、①教室・家庭でのサイン把握 ②定期的アンケート調査の実施( 6月 、 10月 ) ③情報の共有(報告経路の明示、要配慮生徒の実態把握 )

 

6 重大事態への対応     

県教育委員会への報告や警察への相談を図る。

 


〔校名の由来〕
紀元前320年前後に書かれた、中国の『春秋左史伝』の中の 「世済其美、不隕其名(世々その美を済し、その名をおとさず)」から引用されました。「子孫が先祖の業を受け継いで、よい行いをする」つまり、先輩が残した立派な業績を後輩が受け継いで、ますます発展させていくという意味です。


 

 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

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